こんにちは、いよいよ開幕ですね。ワクワクします。
プレビューの前にThe Hangoverという記事があったので、それの紹介を。
個人的にATLファン必見だと思うのでまだの方はぜひ読んでみてください。

ざっくり言えば、スーパーボウルでの敗戦からのオフの過ごし方、今シーズンへの意気込みみたいな内容です。


かいつまんで訳を書いてみますが、間違い等あったら指摘してもらえるとありがたいです。


スーパーボウルのあと、オフシーズンワークアウトまでの数週間、チームのみんなはそれぞれの過ごし方をしていた。他はどうだったか知らないが、俺はスーパーボウルを何回か見返して、確かに現実だった、と実感していた。

ただ、これはこの時だけでなく、試合後でも俺は何が起こったか完全に分かっていた。でも確凹んでいる時期はあったのも確かだ。家族、ファン、メディアetcがスーパーボウルのことを話すと、ゆっくり過ごしている時やスーパーに買い出しに行っている時にでも、心の片隅にスーパーボウルのことがあった。

立ち直る過程で〝俺たちはどうやって負けたのだろう?〟と考えるようになった。

そんな思いが頭を渦巻いていた。

そんな時、オフに入って3週間くらい、2月末ごろにダン・クインからチーム全体に何通かメールが届いた。中身の大部分は家でゆっくりしろ、みたいなことだったが、彼が言いたかったのは〝もう終わったことだ(What’s done is done.)


彼は我々にこの敗戦でこのチームはより良く、より強く、より強固なユニットになるだろうと言っていたが、真意は彼は我々にオフの間に自信を取り戻してこい、そして再び集まった時、俺たちは2017シーズンを見据えていてきっちり仕上げてこいと。戻った時、100%正面を見ていることを彼は求めた。

これは単純で率直なメッセージだが、俺は心を打たれた。なぜならダンが俺を、俺たちを試しているように思ったからだ。そしてこのチームのリーダーとして、俺は即座に再びスーパーボウルに連れて行き、先を見据える責任を感じた。
It was a pretty simple, honest message, and I really took it to heart. Because I felt like Dan was challenging me. Like he was challenging all of us. And as a leader on this team, I instantly felt a huge responsibility to put the Super Bowl behind me and focus on the future.


このメールを受け取った時が俺の気持ちが変わり始めた時だったと思う。

そして誰か他の奴も同じように思ったかな、と。

スーパーボウルのあと初めて集まったのが4月だった。オフシーズンワークアウトが始まる数日前だ。俺はマイアミで何日か、ワークアウトでけでなく一緒に過ごす時間を作ろう、とチーム全体に誘ってみた。話し合うべきことを話し合うのはチームを再び作り直す上で、特に選手にとって、重要なことだと考えたからだ。

そしてこのマイアミでの3日間で見たことは俺を驚かせた。

まず1つは、45人が集まったこと。これは去年の倍くらいの数だ。そして、皆俺が思っていたより仕上がっていた。俺は彼らがオフの間、何をしていたか知らなかったが、奴らの体は仕上がっていてワークアウトの準備ができていた。これは非常にいい傾向だ。

何週間も人々が俺たちがどうやって負けたか、どうするべきだったか、ほぼネガティブなことだったが、言っているのを聞いたあとに、フットボールをすることは俺たちにとって大事なことだった。なぜなら、他人が言ったこと考えていることに関わらず、去年とほぼ同じチームでカムバックしようとしていて、今のとこ順調だからだ。

ワークアウト後、何人かは夕食をとったりして共に過ごしていた。まだ少し傷心中でスーパーボウルについて話す必要がある奴らはスーパーボウルについて話していてそうでないやつはただ聞いていた。こんな風に互いに支え合うのはとてもクールなことだし、これは特筆すべきことだ。

まとめると、俺はみんなが前向きで陽気である様子と彼らが再び集まり、練習に戻ることにやる気に満ちている様子にとても驚いた。

彼らについてすでに知っていたことを改めて確認した。それはスーパーボウルの数週間前に知っていたことだ。

それはweek13チーフス戦での痛恨の敗戦だ。1点リードで迎えた第4Q終盤、2ptコンバージョンを狙いにいってそれをINTされ、そのまま逆に1点リードされ負けた...勝っていたはずだった。最悪の敗戦の1つだった。

しかし、とても奇妙なことに、俺たちが本当に自分たちに自信が出てきたのは、この手痛い敗戦、ホームで7勝5敗に落ちた試合の後だった。

次の週の練習時、あらゆることが何か違う感じがした。例えば、みんなの準備のレベルが少し異なっているように。そしてその時に、初めて俺は振り返り俺たちがタフなーどれだけ悪いことに直面しようが、感応し張り合っていけるー集団であることに気づいた。

この週、素晴らしく過ごせ、ここからスーパーボウルまでに6連勝できた。

面白いのはヒューストンまで俺たちを連れていってくれたのは、ほとんど最近の失敗から得られたもののおかげだったことだ。

そして俺たちは再びトライする。俺たちは自分たちが失敗によって特徴付けられたり、圧倒されたりすることを許すつもりはない。

俺たちは失敗を糧にしていく。

認めなければならない。時々、屋内設備で練習している時、これまでにとったタイトルの旗が吊るされているが、2016NFCチャンピオンシップの旗を見てスーパーボウルについて考えることを。

だが、そんな考えは次のプレイ、ドリルに移行することで消えた。俺はスーパーボウル後最初の数週間のようにこのことで頭を悩ませたりしない。

メディアとかの人たちはNFC南が混戦地区だとか俺たちのスケジュールが今年はよりタフだとか話しているが、そんなのまだわからない。そして彼らはスーパーボウルで負けたチームはたいてい翌年プレーオフにもいけないと言う。〝二日酔い(hangover)〟これは人々がこの状態に対して好んで使う言葉だ。

俺たちはこんなことを真に受けてはいない。ゴールデンステートウォリアーズは3勝1敗からキャブスに逆転したけど翌年はタイトルをとった。また、クレムゾン大はチャンピオンシップに負けた翌年、アラバマ大に勝ってタイトルを手にした。

人は統計的に、とか過去の傾向から、とかなんか言うが、現実はチャンピオンシップで酷い負けをしたチームがカムバックすることはできるのだ。前例がある。そして俺はATLはそれができるチームだと信じている。長い間、どうやったら勝てるか考えているが、9月にプレイオフを勝つことはできない。week1にスーパーボウルを勝つことはできない。俺たちは今ここで過ごしているんだ。そして今現在、俺がこのフットボールチームの一員であること、このチームメイトと同じグループであること、このコーチ、スタッフに指導されていること、そしてこのファンの前でプレイすることを誇りに思っている。なぜなら俺はみんなが誰が相手であっても張り合うことができると知っているからだ。

確かに俺たちは負けた。チャンピオンになれたかもしれない。だが俺たちはチャンピオンではない。

しかし俺たちに同情するな、なぜなら俺たちは自身に同情していないからだ。俺たちは元気だ...本当に元気だ。スーパーボウルでの敗戦は俺たちのストーリーの一部であるが、それで終わりではない。そして他の奴らはどうか知らないが、俺にとっては敗戦はこれからの人生でとてもいいモチベーションになるだろう。

今年、プレイオフに行けるか、ディビジョンを制することができるか、スーパーボウルの舞台に戻れるか、そして勝てるかはまだ分からない。それは俺に予知できることじゃない。それはみんなが目指していることだし、NFLで勝つことがいかに難しいかよく知っている。

去年はスーパーボウル制覇まであと一歩だった。そして俺たちは次の段階に進み始めている。

なぜなら大事な争いは自分の中でのものだからだ。
Because the only fight that matters is the one you’re in.




てな感じです。巷では精神的な弱さを指摘されてたりするライアンですが、しっかりスーパーボウルの敗戦を受け入れてます。この記事を読んで今シーズンのATLも大丈夫だと思いました。目の前の試合、課題を1つ1つこなしていけば自ずと結果はついてくるはずです。

あとブログでも書きましたがKC戦はほんと勝てた試合でしたからね。ただ選手の中であそこがターニングポイントだとは知らなかったです。

個人的に1番気に入ってる箇所は
     So yes, we lost. We could have been champions. But we’re not.
てとこです笑。



2時までの時間使って開幕戦のプレビューも書くぞー。